荻原浩「神様からひと言」

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大手広告代理店を飛び出し、中堅食品会社へ入社した涼平。
新製品企画会議でトラブルを起こし、リストラ要員の強制収容所と社内でウワサされる「お客様相談室」へ左遷されてしまう。神様であるお客様からのクレーム処理に奔走する凉平、実はプライベートでも半年前に女に逃げられていた。

荻原浩さんの本を読み漁りモードに入ってます。
いやいや、この人の本、面白すぎです。
因縁付けてくるお客さんとか、アホな上司に悩まされるとか、勤め人をやったことのある人なら誰でも体験するであろうところを、うまーく突いてニヤニヤさせてくれます。
あ、僕の勤め人時代は、上司に恵まれてました。いやホント。別部署にはイパーイいましたけ
それにしても、BtoCのクレーム処理って本当にこんなに壮絶なんですかね。こちらは経験無いのでわかんなかったです。(((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
読んでたのは、風邪にもめげず行ったバーゲン会場です。
入場やレジ待ちの間に読み進めてたのですが、思わず笑いそうになってしまい堪えるのに苦労しました。
この人の本は、3冊目ですが、どうしてもニヤニヤしながら読んでしまいます。
なんつーかツボにはまるんですよね。
といって軽いだけかと思えば、奥に潜むのは「何のために働くのか」という、けっこうずっしりくるテーマだったりします。
明日の記憶」もそうだけど、難しそうなテーマでも軽く扱うのがめちゃウマな作家さん。
かなり僕としては大注目です。

fuku

2件のフィードバック

  1. >あもんさま
    いえいえ、あくまでも「ごく一部」のお話で(^^ゞ
    外から見るとよくわかりますが、意識の高い人たちが本当に多かったなぁと思いますよ~。

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