川端裕人「夏のロケット」

By | 2004/07/14

十分に文章を推敲してから、まともな書評を載せようと思ったものの、そう思ったら全然書けなくって、どんどんblogに書いてない本が溜まってきました。
いかんいかん。
僕の備忘録という本来の役目すら果たさないようでは、本末転倒です。
というわけで、相変わらず、400字書けって言われてるのに埋めきれない小学生の読書感想文みたいになると思うのですが、読書カテゴリー再開。
第一弾。最近、どっぷりハマっている川端裕人さん。

星に憧れる高校生だったぼくは、現在は新聞社の科学部担当記者。過激派のミサイル爆発事件の取材で同期の女性記者を手伝ううち、高校時代の天文部ロケット班の仲間の影に気づく。非合法ロケットの打ち上げと事件は関係があるのか。ライトミステリーの筋立てで宇宙に憑かれた大人の夢と冒険を描いた青春小説。

川端さんの小説って、現実にはあり得なさそうな話でも、しっかりと実感を持って読めるのは、きっと取材がしっかりしてるんでしょうね。
しかもその内容を、わかりやすく話の中にちりばめてくれているので、読んでるうちに「ロケットボーイ」になったり「ヘッジファンド」になったり「天才プログラマー」になったりできます。
まあ、僕がその気になりやすいという性質が、多分に影響してるかとは思うのですが。
この本は、さらっと読んでるうちに、いつのまにか小さい頃の夢や、今の自分を考えてしまう、かなりの良書です。働く人へ、夏休みの一冊としてオススメかも。
そういや小さいときは小説家になりたいって言ってたなぁ・・・。(遠い目)

東京出張

By | 2004/07/12

東京行ってきました。
なぜ休日に突然仕事で東京に行ったかというと、目的はズバリ「ヘッドハント」
某大手ソフト会社に勤める天才プログラマー「JIN」氏。
彼は、社長であるI田の学生時代の友人。
長いプロポーズの末、僕たちの仲間入りをしてくれることになっているのですが、なかなか現職のほうが忙しく、退職のタイミングがとれないご様子。
そこで、I田と僕で、少しでも早い合流を促しに行ったわけです。
要するに呑みに行ったということです。
ちなみに僕は初顔合わせ。
すこし早めに関東入りして、大学時代の友人と軽くお茶。
そして17時から、真打ち登場し、横浜中華街で酒盛り。
横浜駅に戻って、もう一回酒盛り。
いやいや、この業界って、怪しいヤツが多いので、ちょっと身構えてたんですが(たぶんお互い様だったんやね^^)、オトコマエでマッチョで愉快な男でした。
やいやい、楽しくなりそうやんけ!
退職、大変だと思うけど早く来いよ~!
で、23時に解散。
僕は石川町の友人宅に宿泊することになったので、電車で移動。
ちなみに、I田は「カプセルで寝る」といいながら、途中で力尽きて野宿し、靴を無くして裸足で大阪まで帰ったらしい。
尋常じゃない。普通はスリッパぐらい買うゾ(・ω・)
石川町の友人というのは、大学時代の親友の一人、O笠原。(伏せ字になってないな・・・)
さっそく石川町駅前のバーで飲み直し、記憶が怪しくなるまで呑み、サイフを忘れて店を出て、バーテンに追いかけられるという失態を演じました。
あぶねー。無くしたら帰れなくなるところだった(-_-;)
そんなわけで、急に言って泊めてくれてありがとう。
霞ヶ関の住人が住む男子寮は、H金属の独身寮と同じ雰囲気がしました。
やっぱり古い寮って、どこも似た感じなんだね。
で、次の日は、こちらもまた2年ぶりくらいの友人と丸ビルでゴハン
なんか都会人っぽいじゃん(←関東弁風)
オムレツ、ウマー!!(゚д゚)
食事後、ちょっと皇居前広場を散歩。
意味もなく、東京駅を撮ってみた。おのぼりさん丸出し。
tokyo.jpg
そして15時に新幹線で帰り、「東京ばなな」をもったまま18時からの飲み会に参加する。
帰りは終電ギリギリ。
もしかして俺ってアル中なんじゃなかろうか・・・。

誕生会

By | 2004/07/09

僕たちの会社では「誕生会」をする風習があります。
(気が向いたとき&覚えていたとき限定)
今月は、社長のI田の誕生日、そして株式会社に改組してちょうど一周年なので、宴会をすることにしたんですが、やっぱ普通にやったら面白くない。
そこで、4月に入社した新卒N野さんにミッションを与えました。
「大事な話があるので、今晩ちょっとお話しさせて下さい。会社ではちょっと・・・なので外で食事でもしながら・・・」
とI田にメールを送ってもらいました。
当然、「いい話じゃないな・・・」と思っていることでしょう。
そして、暗い表情をして、二人は出て行きます。
5分後、残った全員は、一斉に片づけを始め、タクシーに乗り込み居酒屋へ。
数分後、僕たちが先回りした居酒屋へ、思い詰めた表情の二人が・・・。
「おめでとー!」
ってな段取りでした。概ね成功。(^^)v
本当は「ドッキリカメラ」プラカードも作りたかったんだけどねー。
それにしても久しぶりにドッキリやったなー。
いやー、満足満足。
ドッキリは大学のアーチェリー部で良くやったような気がする。
あのときは逆ドッキリなんて高等技もあって、いつ嵌められるんだとビクビクしとったもんです。
そんなわけで、帰りに天神橋商店街で撮った一枚。
20040710.jpg

講演?

By | 2004/07/07

とってもおこがましいんですが、「なんか、面白い話でもしたってくれ」
とのご依頼を頂きまして、立命館大学経営学部の授業で、1コマ頂いて話をしてきました。
昨日までは、軽々しく引き受けたことを、本当に1000回くらい後悔してました。
まだまだ人前でエラソーなこと言えるようなことは、本当に何もしてないんで、何をしゃべっていいもんやらと思い、準備にもえらく手間取ってしまいました。
で、結局は、
ロックオンという会社がやってること
Web制作の手順と、業界の現状
個人的な、就職活動から今に至るまでの体験
というような内容を、かーなり無責任に喋ってきました。
デキは、自分としては20点くらい。
人前で何かを話すことを、これまで全く苦にしたことが無い僕ですが、さすがに200人の前で60分というのは初めてだったので、非常に良い経験になりました。
僕の実力では、人前でそれだけの時間使ってしっかり話をするためには、もっと周到な準備や練習、それに経験が必要だなと実感。
これからも自分自身の勉強のために、同じような機会があれば、大変だけど、積極的に行きたいと思います。
でも、そんな拙い講義でも、感想文は色々と泣かせることを書いてくれている人もいました。
もちろん成績評価にかかわる感想文なので、額面通りに受け止めるのはマヌケですが、そうだとわかっていても、もしかしたら自分の伝えたかったことが、少しでも伝わったんじゃないかなという気持ちにさせてくれるものが、いくつもありました。
見ている人はいないと思うけど、今日の授業を聴いてくれた人には、本当にクソ暑い中、拙い話を静かに聴いてくれて、感謝の気持ちで一杯です。
なかなか面白かったのが
「ホームページを専門に請け負う会社ってあるんですね。どの会社も、中の人が作ってるのかと思ってました。」
という意見が多かったこと。
おおおお。
僕らからしたら当たり前のことですが、興味のない学生さんは、そりゃ知らんわなー。
なるほど。
かなり目から鱗でした。
それと、今日に行ってきたのは滋賀県草津市にある立命のキャンパスですが、これにはびっくり。
僕が4回生の時に移転したので、5年くらい前の1年しか知らないのですが、とにかく南草津周辺の変貌っぷりがすごい。
だいたい駅前の駐車場は立体になってるし、西友まであるんですぜ。しかも24時間らしい。
いやいや、あれじゃSIM CITYやぁ。

水冷サーバー

By | 2004/07/03

とあるお客さんの、社内向けのシステムに使用するサーバーを、再構築しました。
そもそも古かった上に、最近は置いてる場所を暑い場所に変えてしまったせいで、
サーバーが熱くなって熱暴走し、とうとう動かなくなったのです。
(パソコンは熱くなりすぎると、突然止まったりします)
業務アプリが載っていたので、特急で納品が必要。
作るしかない! (原価も安いし。(・∀・)ニヤニヤ)
というわけで日本橋で部品を買い込んで組み立てました。
CPU Pentium4 3.2G、メモリ2G積んで、RAID 0+1(HDD 120GBx4台)
そして、熱くなるなら水で冷ましてやれ!と水冷式。
左の青いタワーに精製水が入っていて、そいつをポンプでCPUに送って熱を冷ますという代物です。
(・∀・)カッコイイ!!
と、大はしゃぎしてるのは僕だけでしたが。
d-server.jpg
あと、ケースの5インチベイ(CD-ROMなんかいれるところ)には、内部の温度が表示されるセンサーをつけ、一定温度を超えると警告を発するようにしました。
(・∀・)カッコイイ!! (←やっぱり僕だけ)
でも、もっとカッコイイ水冷サーバーが、世の中にはあります。
ビールサーバー
うおー。作りてー!!!
でも、さすがに納品したら怒り狂うだろうなぁ。
ちゅーわけで、mohaoお疲れ!

ガソリン急騰

By | 2004/06/19

といっても、原油じゃないです。
僕にとってのガソリン。
それは芋焼酎(^^;)
芋焼酎サイコー。
3年の福岡生活ですっかりはまってしまって、今も晩酌は芋です。
でも最近、高いねん。ホンマに。
去年はとうとう焼酎が日本酒の出荷量を抜いただとか、幻の3大芋焼酎筆頭の森伊蔵の偽物がでまわっただとかで、えらい焼酎ブーム。
そのためか、ちょっと名の知れた銘柄が、3,4年前の倍くらいになってるなんてのはザラ。
安くでうまいのが焼酎の良いところなのになぁ。
そんなわけで、独断と偏見に満ちた、「私の好きな芋焼酎ランキング」を公開。
といっても母数はせいぜい100銘柄くらいです。
しかも記録したりしてる訳じゃないので、かなり曖昧ですのであしからず。
1位 「山ねこ
口に含んだ瞬間は、芋焼酎独特のクセと、芋の香りを感じるのですが、その後すぐに柑橘系の甘い味に変わっていくような、不思議な味の芋焼酎です。
コクがあるのにキレがある、なんかドライみたいですが、そんな感じ。
まさに僕の中のKing Of IMO。魔王がなんぼのもんじゃい。
滅多に売ってるのを見ないのが残念。
2位 「富乃宝山
呑みやすさサイコー。
どこが芋なのかよくわからないくらい甘く爽やか。
で、調子に乗ってると酔っぱらう典型的キラー酒。
「芋ってちょっと臭そうでオヤジっぽい」とか思ってる人は、先ずこれを呑むべしです。
3位「佐藤(黒麹)
かーなりイモ。でもすっきり。そんな感じ。最近ずいぶん高くなってしまったみたいで、一升瓶で買うことはもう無いかもなー。
オススメ芋がございましたら教えてくださいませ。
もちろん、送ってくれてもいいですよ☆

「家族狩り」全5作 天童荒太

By | 2004/06/16

天童荒太に初挑戦です。
天童荒太といえば、ドラマにもなった「永遠の仔」が有名。
僕は文庫待ちで読んでないのですが。。。
この「家族狩り」は5部作で、2月から毎月1冊ずつ刊行。
なので、全作読むのに5ヶ月かかりました。
でも、1ヶ月空いても、読み出すとすぐに世界に入れるのは、どっぷりとハマれる筋立てのうまさのせいかな。
サスペンスの中に「家族とは何か」を追求しています。
傑作。それは間違いない。でも、めちゃんこ重たいです。
これほど心に重くのしかかるのは、家族や子供に関係する異常事件が次々に起こる、今の世界と重ねてしまうからでしょう。
要するに、「なんだこりゃ?」なんて感想を持てるくらい現実と乖離してれば平和ってことなんだろうけど、妙に「こんな話がどこかでおこってるんじゃない?」とかって思ってしまうのは、やっぱり世間が異常事態。

福井ぶらり旅

By | 2004/06/06

魚と温泉をテーマに、旅をしてきました。
予算と気分と時間から、約3時間で大阪から着きそうな「福井県」を選択。
ところが、いざ出発!と思ったら、しばらく洗ってなかったせいか、白い車なのにシマウマのようになってました。
このままでは、旅先で子供にうんちマークなんぞ書かれかねん!
というわけで、出発前に軽く洗車。
CR-V.jpg
綺麗になったところで出発!
しかし、腹が減ったなー。
ちょいとラーメンでもかきいれていこうと思い、途中の伏見稲荷で「玄屋」へ。
genya.jpg
酒粕ラーメン、ウマー!!(゚д゚)
お腹も満たして、いざ福井へ。
ってかもう13時か。
こりゃ着いたら夕方やな・・・。
京都南ICから名神にのって、北陸道を北上し敦賀ICに着いたのが15時。
おお。2時間ちょっとか。近いもんやなー。
とりあえずウロウロしていると、「美浜原電」の看板が。
おお。原子力発電所!かっこいー!(←安直)
高村薫「神の火」の世界や!
というわけで、何があるのかも知らず、原発へ。
なんでも昔は発電所構内を見学するシャトルバスがあったらしいのですが、アメリカの同時多発テロの影響で中止しているとか。
というわけで、行ってきました。「美浜原子力PRセンター
mihama.jpg
・・・(-_-;;)
要するに、遠足用施設ってことか。大人にはチトきつい。
とにかく「原子力は安全」ってことを、ひたすらPRしてました。
そんなに安全なら、送電コストの少ないであろう大阪に建てないのはなぜ?
ほんのちょっとだけかしこくなったところで、足を伸ばして、レインボーラインを走って、三方五湖見物。
mikata5.jpg
湖、キレー!!(゚д゚)
とかって言ってたら、日が暮れてきた。
とりあえず明日のためにも、福井で泊まろう。
iモードで旅窓をピコピコ。福井のアパに宿を確保し、さっそく移動。
宿に着いたら、どうやらそこは、片町とかっていう福井の繁華街のど真ん中。
とりあえず車を置いて、サカナくうべ、と宿を出ましたが、店がわからん。
代行運転のおじさんに訊ねたところ、「ろばた焼 弥吉」がうまいと言われ、入ってみる。
ウニ、ウマー!!(゚д゚)
カキ、ウマー!!(゚д゚)
黙々食ってたら「兄さんどっからきたん?」と店のおじさんに声をかけれられ、「大阪です」と答えると、「俺も9年間、祇園で働いてた」という話から、長々と福井&京都トーク&地酒プレイ。
「サバへしこの氷水ぶっかけ茶漬け」なる、特製茶漬けを頂き、大満足で宿へ帰還。
2日目。
また寝坊(;_;)
どうして旅にでると起きられないんだ、俺は。
バタバタ部屋をでて、朝飯くうべ、とウロウロしていると、doumoriさんが書いてられたソースカツ丼の「ヨーロッパ軒」総本店を発見。
europe.jpg
早速入ってみる。
有名人のサインがいっぱい。有名な店なんですね、と思ったら、福井のソースカツ丼発祥の店らしい。ほへー。(・ω・)
katsudon.jpg
ソースカツ丼、ウマー!!(゚д゚)
カツがぺらぺらで、普通のカツ丼のカツとは全く違いました。
でもさくさくしてておいしいのです。
不思議だけどハマる味やなー。
おおお。イカン。温泉だ。温泉。
近くの本屋で、「源泉かけ流し」の温泉をチェックし、芦原温泉「米和」へ向かう。
途中、愛車君が77,777kmに到達しました。
おめでたいので1枚。
77777.jpg
案外、福井市内から芦原は近く、すぐに到着。
温泉に飢えていた僕は、さっそく入浴したところ、完全貸し切り状態。
宿は古いけど、泉質サイコー。
komewa.jpg
飲用可能の源泉もありました。
源泉、マズー!!(゚д゚)
温泉にも満足したところで、越前海岸をドライブしつつ帰路につきました。
途中、どうしてももう一度魚が食べたくなり、敦賀で寿司屋へ突入。
弥助」さんで、黙々と地物握り。
ここでも、
ウマー!!(゚д゚)
を連発。
もうマイナスイオン浴びまくり、うまいもん食べまくりで、サイコーの2日でした。
その気になれば、一泊二日でこんなにも心の洗濯をできるんですねー。
明日から仕事がんばるべー、という気になれました。(^-^)
最後になりましたが、色々相談にのっていただいた皆様、本当にありがとうございました。
m(_ _)m

「嫉妬の香り」 辻仁成

By | 2004/05/30

辻仁成。元Zoo。じゃない。それは曲名。もしくは「Choo Choo Train」か。
えーっとエコーズ。中山美穂ののダンナさんであり、芥川賞作家でもあるマルチタレントですね。
正直、辻仁成はいけ好かない感じはするけど、この人の小説は面白いので、久しぶりに手に取ってみました。
今回の「嫉妬の香り」は、自分の彼女を、先輩に紹介したら、その先輩と浮気してるんじゃないかと嫉妬に狂う兄さんが主人公。主人公と、その彼女、先輩と、その妻の4人の中で、複雑に織りなされる恋愛模様といった感じでしょうか。常に底流を流れる「香り」が、男女の関係に微妙な影を落としていきます。
昔に本上まなみや川原亜矢子が出てドラマでやってたらしいですね。
えーっと感想ですが、まず主人公、「ニオイ」に興奮しすぎです。ケモノかいな。(^^;)
過去に、恋人に、ちょっとでも疑いの心を持ったことのある人や、特定の香水を嗅ぐと、思い出すような昔の恋人がいる人は、感情移入して読めるんじゃないでしょうか。
というか僕がどちらも当てはまるので、のめり込んで一気によんじゃいました。
ちなみに辻仁成の作品って、そこまで読んだこと無いのだけど、なんだか三島由紀夫を思い出すような、かっこいい文体でした。いつもこんなんだっけかなぁ。

「凛冽の宙」 幸田真音

By | 2004/05/30

おおお。読んだ本は、必ず書こうと思っているのに、かなり忘れていた。
というわけで、一冊目。

外資系証券会社で事務をしていた男が、ふとしたきっかけで見初められて日本法人での出世階段を登っていき、ついには日本法人の社長となる。そんなときにかつての不倫相手と結婚した元部下が、ヘッジファンドとして現れ、うんぬん、みたいな筋だった・・・。
国際金融ってかっこいいよね、というくらいの感想。