「ワイルド・ソウル」垣根涼介

By | 2006/08/06

一九六一年、衛藤一家は希望を胸にアマゾンへ渡った。しかし、彼らがその大地に降り立った時、夢にまで見た楽園はどこにもなかった。戦後最大級の愚政“棄民政策”。その四十数年後、三人の男が東京にいた。衛藤の息子ケイ、松尾、山本―彼らの周到な計画は、テレビ局記者の貴子をも巻き込み、歴史の闇に葬られた過去の扉をこじ開けようとする。

舞台が南米なのでってことで、メキシコ旅行のお供に連れて行ったのが本書。
まあメキシコは中米ですが、細かいことはおいておいてw
はじめて読む作家さんなので、面白くなかったらどうしようかと、ちょっと迷ったんですが、これが大当たり。
時差ボケのせいもあって、行きの飛行機と1日目の晩で読み切ってしまいました。
旅に持って行くには面白すぎた!
まあとにかく立ち読みで1章を読んでみてください。
きっと読み切ったときには、そのままレジにむかってるんじゃないかと思いますよ!!(・∀・)
女性描写がちょっと嘘くさい気がして、それだけが気になるところですが、読後感も爽やかで、筆者がきっと取材中に感じたであろう憤りも伝わってくる、とても面白い小説でした。

おれはその相手から受けた恩をおまえに返す。おまえも、このおれから受けた借りをいつかは誰かに返す。そういうふうにして、世界は繋がっていく


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