佐藤正午 「ジャンプ」

By | 2004/03/15

今週の一冊は、佐藤正午「ジャンプ」。

がー、またこの手の本を読んでしまった。
探せばあるもんですね。こういう青春系小説とでもいうジャンルって。
筋は非常に面白かった。
酔っぱらって彼女の家に泊まりにいくのだけど、彼女がリンゴをコンビニに買いに行ったまま、そのまま失踪しちゃうって話し。その謎を追っていくんだけど、偶然に偶然が重なっていることに気づき・・・みたいな。
自分の身にも起こりえるような話なだけに、変な現実感があって面白かったです。
ただ文体が、あんまりにも村上春樹すぎるのが、かなりキビしい。
まあ、この年代の作家で村上春樹の影響が全く無い人なんて、稀なんだろうなとおもいつつも、句読点の振り方とか、登場人物の話し方とか、105回考えたりとかってところとか、とにかく全体的にやたらハルキってて、ここまでそっくりなのは、さすがにどーなんかなと思ってしまいました。
この人って、他の本もこんなんなんかなー?


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