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月: 2008年6月

「ダイナマイト・ツアーズ」原宏一

「ダイナマイト・ツアーズ」原宏一

桐野夏生の「東京島」を読んで、めっちゃ嫌な気分になっていたところ、面白い本に救われました。
 
 

雅也と麻由美の夫婦はろくに仕事もせず自堕落な日々を送っていた。ところが新婚旅行中に雅也の父が急逝し、悠々自適生活が急転落下、借金を背負うはめに! 土地を売るために自宅を爆破するも大失敗。大怪我を負いながらアメリカに逃亡した二人は、ビルの解体を専門とする爆破屋・ボブと出会う。すっかりその魅力にとりつかれた二人はボブに師事するが……。

  
 
や~。とにかく痛快です!
小難しいブンガクも良いのですが、ミステリーの雰囲気が漂っていない、こういう気楽なエンターテインメントは貴重ですね。初期の荻原浩的な。
ダイナマイト爆破の様子は映像にしたら面白そうです。
ってか映画化されるだろ。俺ならする。
 
  
  
  
もう桐野夏生は読まないよ。(`Д´)

ル・コルビジェのユニテ・ダビタシオン(マルセイユ)

ル・コルビジェのユニテ・ダビタシオン(マルセイユ)

ニース近郊を一旦離れて、TGVでマルセイユへ。
 
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さんしゃるる駅。 
TGVカコイイ!(・∀・)
  
 
 
 
マルセイユでは、まず見たかったのがル・コルビジェのユニテ・ダビタシオンという、コルビジェが設計した集合住宅。
コルビジェといえばサヴォア邸も見てみたかったけど、あれはパリなので断念。
ユニテ・ダビタシオンって、固有名詞なのかと思いきや、フランス語で「住居の統一体」と「住居の単位」って意味とか。
現地では「コルビジェ」って言った方が通じるみたいで、バス停の名前も「Le Corbusier」でした。
  
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中にあるカフェからの風景。
近くには似たような建物がちらほら。
 
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廊下。色がカコイイ。 
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なぜか剣道の面。ナゾ。
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建築ってすごい力があるなぁと、つくづく思うのでした。