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月: 2008年5月

プロヴァンス鉄道 Entrevaux

プロヴァンス鉄道 Entrevaux

さて、アノットを出て、アントルヴォーという四方を川と壁に囲まれた城塞都市に到着。
 
山の麓が古い町で、頂上にはお城があります。
ウソみたいに空が青く映ってますが、加工したわけではなくて、本当にこんな空。 
 
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真ん中に見えるのは城門。
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旧市街観光もそこそこに、頂上のお城を目指します。
っと思ったら、無人の回転ゲートがあって、城址への入場は3ユーロ要るらしい。
小銭がないからと、1回転3ユーロと解釈して二人羽織したのはもちろんナイショ(・∀・)
 
 
 
ひたすらこんな山道を歩くこと20分。
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ハァハァ言いながらついたお城は、まったく整備されておらず、壁は落書きだらけで、床は抜けまくってて、ほぼ廃墟状態。
あぶねー!
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なんか雰囲気がもの悲しいと思ったら、どうやら牢獄としても使われていた時代もあったようです。
 
 
 
高いところから小さく見える街を見下ろすと、なんとなく街を手に入れたような気分になりました。
  
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大満足して下界に戻りました。
どこの町並みも似たような写真になるのは仕方がないのか、腕なのか。(・∀・;)
 
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いやぁ、ほんと絵になる街でした。
帰りに、川も入れてもう一枚。
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プロヴァンス鉄道 NICE ~ ANNOT

プロヴァンス鉄道 NICE ~ ANNOT

フランスの5/1はメーデーで休日です。
仕事がお休みのまあ嬢に案内してもらって、プロヴァンス鉄道で日帰り観光に。
プロヴァンス鉄道は、2年前に採用活動で知り合った当時の学生さんで、現在フランスにいるというK君からもオススメメールを頂いたので、ぜひ行ってみたいところでした。
でも、なんせ一日5往復しかないローカル線なので、8:50の電車に遅れたら、一日の予定がガタガタで大変。
時間に遅れないように、プロヴァンス鉄道の駅に向かって歩いていたら、道々で街角にスタンドが出ていて、花が売っていました。
「やたら花を売ってるねぇ。」
「休日はパーティとか良くやってるから、手土産にするんちゃうかな?」
「ふむふむ。なるほど」
なんて話ながら歩いていたのですが、どうやら後で聞いたところによると、5月1日のすずらんは、幸運をもたらすと信じられていて、フランス人の多くは、家族・恋人・大切な友人などにすずらんをプレゼントにするのだとか。
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーー ← いい加減コイツも古い。
 
 
途中で朝ゴハンにすべく立ち寄ったパン屋は、8時開店というのに、8:15で、まだ準備中。
さすがフランスです。やるな。
 
 
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プロヴァンス鉄道は、1日5往復のローカル私鉄。
気分はさながら世界の社食から、じゃない、世界の車窓からです。
 
電車に乗って、ちょっと街を抜けると、いきなり田舎の光景に。
山際に川のある風景が吉野川近くの近鉄のような、あ、でも反対側見ると北海道みたいな景色。
結構良いスピード出します。
車内では、フランスは共通でしたが、ほとんど寝ている人がいません。
みんなポケーっと外を見たり、おしゃべりしたり。
やっぱその辺は海外です。
これが日本だったら7割寝てるんだろうな-。 
 
 
 
そんなこんなで、特にうんちカードや牛歩カードに邪魔されることもなく、2時間ほどでアノットという、最初の目的駅に到着。
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駅を出て、街に向かいます。
 
 
 
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ふと出会った、すてきな家。
 
 
 
 
旧市街の町並み。
こんな感じで、狭い石組みの路地が続きます。
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旧市街の古い建物には、今でもちゃんと人が住んでいます。
坂が多くても、老人はよいしょよいしょ歩いていて、子供達はサッカーをしたり犬とあそんでいたり。
 
 
どこをちょっと切り取っても、なぜかフランスの田舎町を感じられるような町並み。
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ANNOTは、本当に何もないんだけど、でも何かがある気がします。
南仏では「鷲の巣村」と呼ばれる切り立った崖にたつ古い街が、定番の観光地名です。
後からそういった街もいくつか回ったのですが、たいていは作られすぎ感が満載でした。
実際には古い建物がそのままなんだろうけど、それがおみやげもの屋さんでレプリカの絵画なんか売ってると、旅行者の勝手な感想とはわかりつつも、う~んと思っちゃいます。
このへんは好みもあるのでしょうが、なるべくその国の空気に触れるような旅をしたい僕にとって、ANNOTは、とってものんびりしていて気に入った場所でした。
こんな街で2日くらい、おいしいゴハンを出すホテルでのんびりできたら最高かもね、なんて思いながら、さて目指すは次の街、アントルヴォーです。

南仏旅行記 イントロ

南仏旅行記 イントロ

さて、今回の旅の起点はニース。
国際的に著名な観光地ではありますが、知らない人は知らないところなので簡単に説明しますと、南フランスの中心の街の一つで、いわゆるコート・ダジュール(C醇ste d’Azur)地方の中心地。
コート・ダジュールとは日本語で紺碧海岸です。
行ってみると、確かに「うまいこと言うねぇ」と思っちゃうような、青い海と空が広がる素敵なリゾート地でした。
場所はこちら。

大きな地図で見る
さらに映像でコートダジュールを見たい方はこちら。
「世界の車窓から」のYouTubeです。

 
 
あれ、なんか違うぞ。www
実は、これが面白かったので、ご紹介したかっただけでした。(・∀・)

ただいま!

ただいま!

ただいま帰国しました!(`◇´)ゞ
いや~、平和な旅だなーと思ってたのですが、まさか最後の最後で大チョンボするとは思いませんでした。オハズカシス。
いつもは心配だから何度も注意するところなのですが、完全に気が緩んでたみたいです。
 
 
まー、飛行機会社にとっては迷惑な話でしょうが、こういうトラブルがあるのもまた旅の面白さと言うことで・・・。(・ω・;)
 
 
さて、明日から社会復帰。
こんなボケはやらないように、切り替えていかないと!
今回は、完全にリゾートして、ひたすら食べて呑んでたので、実はあまり書くことが無いのですが、ボチボチアップしていきます!

oh my god!

oh my god!

I stay in Amsterdam-airport.
menzeiten de bo-tto shitetara ams-kansai no airplain ittyatta yo!!
I’m France-boke…
hotel sagasanakuccha.
So, Sunday-morning ni KIX ni tsukimasu.orz
1day kankou suru node Ams information motommu!

ユーロの罠

ユーロの罠

フランスの通貨はユーロです。
 
 
 
フランスでは、お昼ゴハン食べて20~25ユーロぐらいが相場なかんじ。
25って気軽な数字なのですが、1ユーロって165円。
 
 
・・・ん? 
 
 
お昼ゴハン4000円!? Σ( ̄□ ̄;)
 
 
 
これはなかなか衝撃です。 
 
晩ゴハン食べると50ユーロとか。
ディナーで150ユーロってのもありました。(・ω・;)
 
  
ちなみに安宿で1泊50ユーロくらい。
100ユーロでも、アパホテルくらいな印象です。 
 
 
 
いくらなんでも円が弱すぎないかなぁ。
インフラやサービスの水準から考えると、金利差とか財政赤字とか要因は色々あるんだろうけど、この為替レートは実感とまるで合っていません。
 
  
 
他にも、興味深いことが多いです。
お店は日曜日は一斉に閉まっているし、平日でも昼休みは2時間あるのが普通みたい。
観光絡みのところでさえ、お昼休みがあって入場できなかったりします。
もちろん24時間営業なんてほとんど無いだろうし。
でも、それならそれで当たり前と思えば苦労しないのかも。
日本みたいに、盆も正月も深夜も早朝も、牛丼食べたり、オニギリ買える必要なんてあるのかな?
 
 
こっちの人と、こんな会話をしました。
「今回の旅行はどのくらい?」
「えーっと、2週間です」
「あら~、短いわね~」
「え!?」
「最低でも1ヶ月はほしいわよね~」
「あ、はぁ」
 
 
 
たまたま今回の旅のお供にした本のうちの1冊が、佐藤優の「国家の罠
 
友人が面白かったよと言っていたので空港で手に取ったのですが、これがなかなか、旅先でにわかナショナリスト化しているときに読むにはオススメな一冊です。
 
 
 
とりとめもなくなってしまいました。
 
 
 
と、まあそんな感じで、もう少しで帰国ですが、国とは?働くとは?幸せとは?と、そんな普段は考えないようなことを、コートダジュールの海を見ながら、ワインでほろ酔いになりつつ、いつもより激しく考えてしまう今回の旅です。
あ、決して、フランス人見てたら働く気がなくなっちゃったとか、そういう訳ではないので、誤解されませんよう。w
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