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月: 2005年8月

オムライス「ロイスの店」

オムライス「ロイスの店」

親不知を抜いたところは、いまだもって夜になると疼きだします。
まったく、歯が痛いと何もする気がおこらないし、頭も全然動かない。あうー。
痛み止めが切れやしないかと、毎日ガクガクブルブルです。
ヤ、ヤクー。
さて、そんな中でも、食事はします。
今日のお昼ご飯は、家の近所の「ロイスの店
メニューはオムライス・ハヤシライス・オムハヤシの三つのみ。
たぶん売りはハヤシライスなんだろうけど、そのソースがオムライスにかかってるのがなかなかイケます。
南森町に事務所が合ったときはよく来てたんだけど、堂島に行ってからは久しぶり。
よっしゃ「オムハヤシ!大盛りで!」
20050830omu.jpg
どかーん。
写真じゃわかりにくいけど、デカい!
2合半くらいあるんじゃないか?
学生時代には回転寿司40皿食べたりと、今でもやせの大食いを地で行く僕ですが、さすがにこれは辛かった。
きっと立命(衣笠)の南門にある「ひとみ」のセミジャンボオムよりデカイです。
はふー。うまいけどお腹一杯だー。
これはよっぽど大食いに自信のある人以外は普通でいいと思います。
いやいや、食べ過ぎは仕事に差し支えますわ。反省。

激腫れ

激腫れ

親しらず抜歯翌日の状況。
・・・激腫れ。
朝起きてビックリしたー。
前の日もたいがい腫れてたけど、今日はさらに酷い。
写真じゃわかりにくいけど、実物はかなりキてます。
20050829otafuku.jpg
こんなの、恥ずかしくて外を歩けない。
 
 
今日はおうちに引きこもります。
 
 
 
 
まさしくヲタフクですな!!(・∀・)

感動の買い物

感動の買い物

久しぶりに、感動的な家電を買った。
 
 
こんなに感動したのは久しぶりです。
 
  
これはすごい!
 
  
 
前々から、その存在は知っていたけど、この前ふとAmazonで見かけて、本と一緒にまさしく「ついで買い」してしまったのです。
使ってみてびっくり。
きっと木で火をおこしている猿人に、ガスコンロを使わせたらこのくらい感動したんじゃないかってくらい感動。
え?ちょっと引っ張りすぎましたか。
 
 
では披露しましょう。 
 
 
 
ちゃっちゃらちゃっちゃちゃーちゃーちゃぁーん。
(「ドラえもん」の道具登場のイメージで。いやむしろ千原兄弟「バカドラえもん」風で。)
 

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「博士の愛した数式」 小川洋子

「博士の愛した数式」 小川洋子


博士の愛した数式」 小川洋子

家政婦として働く「私」は、ある春の日、年老いた元大学教師の家に派遣される。彼は優秀な数学者であったが、17年前に交通事故に遭い、それ以来、80分しか記憶を維持することができなくなったという。数字にしか興味を示さない彼とのコミュニケーションは、困難をきわめるものだった。しかし「私」の10歳になる息子との出会いをきっかけに、そのぎこちない関係に変化が訪れる。彼は、息子を笑顔で抱きしめると「ルート」と名づけ、「私」たちもいつしか彼を「博士」と呼ぶようになる。

ちょっと前に借りていて、やっと読むことができた本書。
ほのぼのとした良いお話でした。
ウイイレという勝負の世界に身を投じ、殺伐としていた頭には、かなり良い心の清涼剤になりましたw
文章がとっても幻想的。
なんだか夢の中のお話みたい。
あれー、この感覚はどっかでも味わったなーと思ったら、そうだ「センセイの鞄」だ。
「さあ、ここで泣け!」
みたいな押しつけがましさがなくて、話が淡々と進むのだけど、じわーっと染みてくる感じも共通してる印象です。
いやあ、優しい気持ちになれる、本当に良い本でした。
 
 
個人的には、首位争いをしていた阪神タイガースが出てくるのが、とっても懐かしいです。
亀山や湯舟あたりの時代で。
あの当時の大阪の興奮っていったらすごかったからなー。
この小説では、舞台として岡山や倉敷あたりを臭わせる記述があるけど、あのあたりも同じように盛り上がってたんかなーと思ってみたり。
それにひきかえ今年は首位争いをしてるというのに、この冷静っぷりはどーしたんだろうね。

「半島を出よ」村上龍

「半島を出よ」村上龍

2010年。北朝鮮のコマンド9人が開幕戦の福岡ドームを武力占拠し、2時間後、複葉輸送機で484人の特殊部隊が来襲、市中心部を制圧した。彼らは北朝鮮の「反乱軍」を名乗った。財政破綻し、国際的孤立を深める近未来の日本に起こった奇蹟。

村上龍は、あまり読んだことがなくて、
「69」「長崎オランダ村」「はじめての夜 二度目の夜 最後の夜」くらいかな。
(どれもおもしろかった!)
これらは全部、短くてテンポの良い話だったので、いったい村上龍の長編ってどんなのなんだろうという興味もありまして、手に取ったのが3週間前。
 
 
や、やっと読み終わったぁ~。
忙しかったのもあるけど、こんなに手こずった本は久しぶりです。
なんせ長い!
上下巻あって400字詰め原稿用紙で1650枚。
最近薄い本ばっかり読んでたから、耐性がなくなっているのかも。
それだけじゃなくってこの本、細部を書き込み過ぎているので、途中でダレるのです。
僕は長編でも面白いときは朝までかかってでも一気に読んでしまうのだけど、コイツに関してはそうもいきませんでした。終盤だけはテンポが良いのですが、どうも書き込む部分、端折る部分の配分がちぐはぐな印象。
とはいっても、これだけの大家と勢いのある出版社が組んでいて、そのくらいわかってないはずない。エンターテインメント性を犠牲にしても、伝えたい何かがあったのかな。
 
  
と、ちょっと批評っぽい口調になってしまいましたが、話はめちゃくちゃ面白いです。
上下巻4000円払っても、それだけの価値はあると思います。
この本で書かれている5年後の日本は、ほんと悲惨。
財政は破綻し、国際社会からはバカにされ、国民はインフレで苦しみまくり。
もちろん最悪のシナリオだとは思いますが、別に現実なってもおかしくもなんともない。
日本にせよ北朝鮮にせよ、国の舵取りがどれだけ国民の人生を左右するかってことですね。
個人的にも、よく知ってる福岡が舞台だったので、楽しめますた。
満足です(^^)

北近畿ぶらりたび

北近畿ぶらりたび

旅行したいと言い続けて、やっと週末にぶらっと行ってきました~。
車を借りて、とりあえずは山陰方面でも行こうと思って、姫路から播但道を北上。
 
夢千代日記の舞台(といっても見たこと無いんだけど)、湯村温泉へ行きました。
鳥取やら城崎に行くときには必ず通るので、前々から気になってたんですよね。
  
 
一番の名所らしい荒湯前です。
モクモクと湯煙が~!
20050801_yumura1.JPG
高まる期待!
向かいには共同浴場の薬師湯が!
早速入らねば!(;´Д`)ハアハア
 
20050801_yakushi.JPG
 
 
う、う~ん。(´・ω・`)
確かに源泉かけ流しなんだけど、泉質は無色透明で無味無臭であまり特徴を感じませんでした。
湯村温泉自体の泉質がこういう感じなのでしょうか。
期待してただけにちょっとがっかりでした。
 
 
さて、気を取り直して海岸線を東に向けて車を走らせました。
 
しばらく走ると、巨大鉄橋が!
20050801_amarube.JPG
なんじゃこりゃー!
めっっっっちゃデカイ!
僕の写真よりよくわかるのが、こんなかんじ
案内板を見るとこんな事が。

この鉄橋は、明治45年(一九一二年)に二年の歳月と三十三万余円の巨費、延べ二五万人の人夫を投じて完成された。建築様式はトレッスル式鉄橋で、当時の鉄道院技師古川晴一氏などにより米人技師の意見を取り入れ設計された。トレッスル(橋脚部分)の資材はアメリカより送られて来て余部沖でハシケに移し陸揚げされた。山陰本線敷設では最大の難工事であり、この鉄道の完成により事実上の山陰本線の開通となった。(明治四五年三月)
 高さ四十一メートル、長さ三〇九メートルの規模は当時、東洋一としてデビューしたが現在でもトレッスル式鉄橋では日本一の規模を誇っている。

うおー。かっこいー。明治45年なん?これが!?
カコイイ!!(・∀・)
これは、すごいことですよ!
100年近く前にこんなデカいものをつくりあげて、それが今でも立派に働いてるなんて感動。
家で調べると、鉄ちゃんにはお馴染みのスポットらしい。わかるよ。これは良いよ。
基本的に巨大構造物好きの僕は、萌えまくりました。あれ、萌えるの使い方が違う?
さて、そろそろ帰らねばということで、帰りは福知山から舞鶴道で西宮北口ICまで。
なぜ大阪まで行かなかったかというと、温泉が消化不良だったので、有馬温泉に寄りたかったのです。
これだけ温泉入っておきながら、初めて入りました、有馬温泉の外湯「金の湯」。
 
 
すげえ。なめてました。有馬を。
超強烈な温泉パワーです。
色は金というより茶色。
例えるならばアメリカ横断ウルトラクイズでハワイの○×泥んこクイズに出てくる泥んこ池みたいな。
なめても強烈な塩味。あがった後はさっぱりします。
これはまさしく名湯です。
なぜもっと早く行かなかったんだろう。(答え:相場が高くて泊まれないから)
とまあ、こんなことしてたら夜も更けましたので、帰宅したら23時。
いやー、良い息抜きになりました~