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月: 2004年7月

The Day After Tomorrow

The Day After Tomorrow

久々に映画を観てきました。
レイトショーで「The Day After Tomorrow
温暖化によって極地の氷が溶け出し、海流の異常を招いて、世界が氷河期に・・・、ってな内容です。
いやー、普通に面白かった。
NYを舞台にした映像が迫力あるので、映画館でみたのは正解。
おーっ、自由の女神がぁぁ、みたいな。
ストーリーもわかりやすいし。なんかアメリカ的な家族愛!です。
それにしても、映画のホームページって、いいなー。
単価が高いだろうし、新しい映画が公開される度に、定期的に仕事が流れてくるわけやんねー。
やりたいなー。大阪では難しいのかなー・・・。

川端裕人「The S.O.U.P. 」

川端裕人「The S.O.U.P. 」

どんどん川端さん。

かつて伝説のRPGゲーム「S.O.U.P.」を開発、巨額の富を得た巧。彼はある日、ハッキングに悩む経済産業省の役人・礼子の訪問を受ける。礼子の依頼でハッカーを追う巧が見たのは、変わり果てたゲーム世界だった!(amazon エディタレビューより)

川端さん、(゚Д゚)話ウマー。ほんと素晴らしい。
ヴァーチャルとリアルな世界は重なり合っているんよねーと思わずにはいられない。
よく「現実世界vs仮想世界」なんて対立軸で区切った社会論を目にしますが、この本を読むと、インターネットの世界も、結局はその向こういる人間が作り上げているものなんだよと再認識。
そして、この本も、そういった安易な対立構図に陥らず、あくまでもインターネットも私たちの生きる社会の一部だということを意識し、その秩序のあり方については、常に主体的に考えなければいけない、という主張されているように感じました。
途中で、クラッカーがインターネットを麻痺させてしまい、医療機関や原発施設を危機に追いやる場面がありますが、これはまさに、インターネットという世界に於いてのみ、現実社会ではあり得ないような奇行・悪行をしてしまう人々への警鐘でしょう。
常に、回線の向こう側にいる人間を思い浮かべる想像力を持って、インターネットという世界と対峙していかなければ、せっかく無限の可能性を与えてくれたインターネットも、有害なものになりかねないんよね、なんて、しみじみと考えさせられる一冊でした。

川端裕人 「ニコチアナ」

川端裕人 「ニコチアナ」

よくわからないけど、川端さんだから買ってみた。

世界を揺るがす新種タバコ葉の発見は、南米の魔法の大周期の終わりを意味するのか? 科学と魔術の交錯。「タバコ」という名の「近代」に正面から挑む知的サスペンス。

とアマゾンレビューには書いてます。
ただ、僕の読解力が足りないのか、話の筋もピンとこなければ、何が言いたいのかもよくわからなかったです。
あらすじは、新種のタバコ葉を使って開発した「無煙タバコ」の拡販をしていくとような、でもよくわからない話なんだけど、なんか小説というカテゴリすらも違ような、不思議な小説でした・・・。
もしかしたらタバコ吸う人のほうが、入っていきやすいのかもしれないですね。
本とは全然関係ないですが、僕は結構な嫌煙派です。
自分から選択して煙を浴びる席にいるのは、ぜんぜん気にならないのだけど、朝に「今日も良い天気だなー」なんて息を吸い込んでるときに、前を歩く人がくわえ煙草なんかしてて、その煙を浴びると、思いっきり殺意を覚えます。
ポイ捨てとくわえ煙草を厳罰にするとかって公約するような、面白い政治家とかおらんかねー。
いたら、断トツで投票するのになぁ。

親子丼

親子丼

以前、滋賀の長浜にある、激ウマ親子丼屋のTV番組を見たことがありました。
ずーっと気になっていたのですが、唐突に今朝行くことを決意。
インターネットで「長浜 親子丼」で調べてみると、目指すは「鳥喜多(トリキタ)」という店だと、すぐに調べがつきました。
どうやら超有名店らしく、行列覚悟で、しかもすぐに売り切れるらしい。
こりゃいかん、と京滋バイパスにのって、名神経由で長浜へ。
近い近い、1時間ちょっと。
11:15に店に到着すると、開店15分前なのに、既に5組も並んでました。
迷わず列について待っていると、店が開いて店内へ。もちろん、迷わず親子丼を注文。
暫く待つと、親子丼、喜多━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
店内でこっそり撮ったのでぶれまくりですが・・・
OyakoDon.JPG
ちゅーわけで恒例の、(゚Д゚)親子丼ウマー。
生涯で食べた親子丼の中で一番ウマかったです。
ガツガツ食べて店を出ると、行列が長くなっていた・・・。
torikita.jpg
店内は20人くらいで満席っぽいから、こりゃー後ろの人は30分は待つだろうなあ。
いやいや、満足でした。(^-^)

川端裕人「夏のロケット」

川端裕人「夏のロケット」

十分に文章を推敲してから、まともな書評を載せようと思ったものの、そう思ったら全然書けなくって、どんどんblogに書いてない本が溜まってきました。
いかんいかん。
僕の備忘録という本来の役目すら果たさないようでは、本末転倒です。
というわけで、相変わらず、400字書けって言われてるのに埋めきれない小学生の読書感想文みたいになると思うのですが、読書カテゴリー再開。
第一弾。最近、どっぷりハマっている川端裕人さん。

星に憧れる高校生だったぼくは、現在は新聞社の科学部担当記者。過激派のミサイル爆発事件の取材で同期の女性記者を手伝ううち、高校時代の天文部ロケット班の仲間の影に気づく。非合法ロケットの打ち上げと事件は関係があるのか。ライトミステリーの筋立てで宇宙に憑かれた大人の夢と冒険を描いた青春小説。

川端さんの小説って、現実にはあり得なさそうな話でも、しっかりと実感を持って読めるのは、きっと取材がしっかりしてるんでしょうね。
しかもその内容を、わかりやすく話の中にちりばめてくれているので、読んでるうちに「ロケットボーイ」になったり「ヘッジファンド」になったり「天才プログラマー」になったりできます。
まあ、僕がその気になりやすいという性質が、多分に影響してるかとは思うのですが。
この本は、さらっと読んでるうちに、いつのまにか小さい頃の夢や、今の自分を考えてしまう、かなりの良書です。働く人へ、夏休みの一冊としてオススメかも。
そういや小さいときは小説家になりたいって言ってたなぁ・・・。(遠い目)

東京出張

東京出張

東京行ってきました。
なぜ休日に突然仕事で東京に行ったかというと、目的はズバリ「ヘッドハント」
某大手ソフト会社に勤める天才プログラマー「JIN」氏。
彼は、社長であるI田の学生時代の友人。
長いプロポーズの末、僕たちの仲間入りをしてくれることになっているのですが、なかなか現職のほうが忙しく、退職のタイミングがとれないご様子。
そこで、I田と僕で、少しでも早い合流を促しに行ったわけです。
要するに呑みに行ったということです。
ちなみに僕は初顔合わせ。
すこし早めに関東入りして、大学時代の友人と軽くお茶。
そして17時から、真打ち登場し、横浜中華街で酒盛り。
横浜駅に戻って、もう一回酒盛り。
いやいや、この業界って、怪しいヤツが多いので、ちょっと身構えてたんですが(たぶんお互い様だったんやね^^)、オトコマエでマッチョで愉快な男でした。
やいやい、楽しくなりそうやんけ!
退職、大変だと思うけど早く来いよ~!
で、23時に解散。
僕は石川町の友人宅に宿泊することになったので、電車で移動。
ちなみに、I田は「カプセルで寝る」といいながら、途中で力尽きて野宿し、靴を無くして裸足で大阪まで帰ったらしい。
尋常じゃない。普通はスリッパぐらい買うゾ(・ω・)
石川町の友人というのは、大学時代の親友の一人、O笠原。(伏せ字になってないな・・・)
さっそく石川町駅前のバーで飲み直し、記憶が怪しくなるまで呑み、サイフを忘れて店を出て、バーテンに追いかけられるという失態を演じました。
あぶねー。無くしたら帰れなくなるところだった(-_-;)
そんなわけで、急に言って泊めてくれてありがとう。
霞ヶ関の住人が住む男子寮は、H金属の独身寮と同じ雰囲気がしました。
やっぱり古い寮って、どこも似た感じなんだね。
で、次の日は、こちらもまた2年ぶりくらいの友人と丸ビルでゴハン
なんか都会人っぽいじゃん(←関東弁風)
オムレツ、ウマー!!(゚д゚)
食事後、ちょっと皇居前広場を散歩。
意味もなく、東京駅を撮ってみた。おのぼりさん丸出し。
tokyo.jpg
そして15時に新幹線で帰り、「東京ばなな」をもったまま18時からの飲み会に参加する。
帰りは終電ギリギリ。
もしかして俺ってアル中なんじゃなかろうか・・・。

誕生会

誕生会

僕たちの会社では「誕生会」をする風習があります。
(気が向いたとき&覚えていたとき限定)
今月は、社長のI田の誕生日、そして株式会社に改組してちょうど一周年なので、宴会をすることにしたんですが、やっぱ普通にやったら面白くない。
そこで、4月に入社した新卒N野さんにミッションを与えました。
「大事な話があるので、今晩ちょっとお話しさせて下さい。会社ではちょっと・・・なので外で食事でもしながら・・・」
とI田にメールを送ってもらいました。
当然、「いい話じゃないな・・・」と思っていることでしょう。
そして、暗い表情をして、二人は出て行きます。
5分後、残った全員は、一斉に片づけを始め、タクシーに乗り込み居酒屋へ。
数分後、僕たちが先回りした居酒屋へ、思い詰めた表情の二人が・・・。
「おめでとー!」
ってな段取りでした。概ね成功。(^^)v
本当は「ドッキリカメラ」プラカードも作りたかったんだけどねー。
それにしても久しぶりにドッキリやったなー。
いやー、満足満足。
ドッキリは大学のアーチェリー部で良くやったような気がする。
あのときは逆ドッキリなんて高等技もあって、いつ嵌められるんだとビクビクしとったもんです。
そんなわけで、帰りに天神橋商店街で撮った一枚。
20040710.jpg

講演?

講演?

とってもおこがましいんですが、「なんか、面白い話でもしたってくれ」
とのご依頼を頂きまして、立命館大学経営学部の授業で、1コマ頂いて話をしてきました。
昨日までは、軽々しく引き受けたことを、本当に1000回くらい後悔してました。
まだまだ人前でエラソーなこと言えるようなことは、本当に何もしてないんで、何をしゃべっていいもんやらと思い、準備にもえらく手間取ってしまいました。
で、結局は、
ロックオンという会社がやってること
Web制作の手順と、業界の現状
個人的な、就職活動から今に至るまでの体験
というような内容を、かーなり無責任に喋ってきました。
デキは、自分としては20点くらい。
人前で何かを話すことを、これまで全く苦にしたことが無い僕ですが、さすがに200人の前で60分というのは初めてだったので、非常に良い経験になりました。
僕の実力では、人前でそれだけの時間使ってしっかり話をするためには、もっと周到な準備や練習、それに経験が必要だなと実感。
これからも自分自身の勉強のために、同じような機会があれば、大変だけど、積極的に行きたいと思います。
でも、そんな拙い講義でも、感想文は色々と泣かせることを書いてくれている人もいました。
もちろん成績評価にかかわる感想文なので、額面通りに受け止めるのはマヌケですが、そうだとわかっていても、もしかしたら自分の伝えたかったことが、少しでも伝わったんじゃないかなという気持ちにさせてくれるものが、いくつもありました。
見ている人はいないと思うけど、今日の授業を聴いてくれた人には、本当にクソ暑い中、拙い話を静かに聴いてくれて、感謝の気持ちで一杯です。
なかなか面白かったのが
「ホームページを専門に請け負う会社ってあるんですね。どの会社も、中の人が作ってるのかと思ってました。」
という意見が多かったこと。
おおおお。
僕らからしたら当たり前のことですが、興味のない学生さんは、そりゃ知らんわなー。
なるほど。
かなり目から鱗でした。
それと、今日に行ってきたのは滋賀県草津市にある立命のキャンパスですが、これにはびっくり。
僕が4回生の時に移転したので、5年くらい前の1年しか知らないのですが、とにかく南草津周辺の変貌っぷりがすごい。
だいたい駅前の駐車場は立体になってるし、西友まであるんですぜ。しかも24時間らしい。
いやいや、あれじゃSIM CITYやぁ。

水冷サーバー

水冷サーバー

とあるお客さんの、社内向けのシステムに使用するサーバーを、再構築しました。
そもそも古かった上に、最近は置いてる場所を暑い場所に変えてしまったせいで、
サーバーが熱くなって熱暴走し、とうとう動かなくなったのです。
(パソコンは熱くなりすぎると、突然止まったりします)
業務アプリが載っていたので、特急で納品が必要。
作るしかない! (原価も安いし。(・∀・)ニヤニヤ)
というわけで日本橋で部品を買い込んで組み立てました。
CPU Pentium4 3.2G、メモリ2G積んで、RAID 0+1(HDD 120GBx4台)
そして、熱くなるなら水で冷ましてやれ!と水冷式。
左の青いタワーに精製水が入っていて、そいつをポンプでCPUに送って熱を冷ますという代物です。
(・∀・)カッコイイ!!
と、大はしゃぎしてるのは僕だけでしたが。
d-server.jpg
あと、ケースの5インチベイ(CD-ROMなんかいれるところ)には、内部の温度が表示されるセンサーをつけ、一定温度を超えると警告を発するようにしました。
(・∀・)カッコイイ!! (←やっぱり僕だけ)
でも、もっとカッコイイ水冷サーバーが、世の中にはあります。
ビールサーバー
うおー。作りてー!!!
でも、さすがに納品したら怒り狂うだろうなぁ。
ちゅーわけで、mohaoお疲れ!