「ダイナマイト・ツアーズ」原宏一

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Comments: 4

桐野夏生の「東京島」を読んで、めっちゃ嫌な気分になっていたところ、面白い本に救われました。

雅也と麻由美の夫婦はろくに仕事もせず自堕落な日々を送っていた。ところが新婚旅行中に雅也の父が急逝し、悠々自適生活が急転落下、借金を背負うはめに! 土地を売るために自宅を爆破するも大失敗。大怪我を負いながらアメリカに逃亡した二人は、ビルの解体を専門とする爆破屋・ボブと出会う。すっかりその魅力にとりつかれた二人はボブに師事するが……。

や~。とにかく痛快です!
小難しいブンガクも良いのですが、ミステリーの雰囲気が漂っていない、こういう気楽なエンターテインメントは貴重ですね。初期の荻原浩的な。
ダイナマイト爆破の様子は映像にしたら面白そうです。
ってか映画化されるだろ。俺ならする。

もう桐野夏生は読まないよ。(`Д´)

fuku

4件のフィードバック

  1. 逃亡する前からアメリカだな。
    ところでブログって再開するとレンチャンするんだよな~。ニヤニヤ

  2. おひさしぶりでーす。
    「東京島」だめですかー。まあ、あまりそそられない内容かも・・・
    私もいつからか、桐野夏生は読まなくなってしまいました。
    「もう読まない」と思ってしまうのって、なんだか残念ですよね。
    ご紹介の本は知らなかったので読んでみます☆

  3. 桐野夏生、私は結構好きで読んでいたのですけど。
    「グロテスク」の読後に、とても嫌ぁな気分になったのを覚えています。
    「東京島」はどんな話なのでしょう。
    読みたくなくなるほどなら、よっぽどだったのでしょうねえ。。。

  4. ためごん
    くそ。予想通りになってしまった(;_;)
    kei*さん
    おひさしぶりですー
    この人、もう無理!って、たまにありますね。
    最近では白石一文以来です。
    でも新刊がでると、ちょっと気になったりするんですよね。。。
    まこっちゃん
    おー。アメリカ暮らしどーよ!
    そうそう。俺も「グロテスク」が最高に辛かったです。
    でも「グロテスク」はまだ奥があったんだけど、こっちはちょっと軽い感じでした。

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