プロヴァンス鉄道 NICE ~ ANNOT
フランスの5/1はメーデーで休日です。
仕事がお休みのまあ嬢に案内してもらって、プロヴァンス鉄道で日帰り観光に。
プロヴァンス鉄道は、2年前に採用活動で知り合った当時の学生さんで、現在フランスにいるというK君からもオススメメールを頂いたので、ぜひ行ってみたいところでした。
でも、なんせ一日5往復しかないローカル線なので、8:50の電車に遅れたら、一日の予定がガタガタで大変。
時間に遅れないように、プロヴァンス鉄道の駅に向かって歩いていたら、道々で街角にスタンドが出ていて、花が売っていました。
「やたら花を売ってるねぇ。」
「休日はパーティとか良くやってるから、手土産にするんちゃうかな?」
「ふむふむ。なるほど」
なんて話ながら歩いていたのですが、どうやら後で聞いたところによると、5月1日のすずらんは、幸運をもたらすと信じられていて、フランス人の多くは、家族・恋人・大切な友人などにすずらんをプレゼントにするのだとか。
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーー ← いい加減コイツも古い。
途中で朝ゴハンにすべく立ち寄ったパン屋は、8時開店というのに、8:15で、まだ準備中。
さすがフランスです。やるな。
プロヴァンス鉄道は、1日5往復のローカル私鉄。
気分はさながら世界の社食から、じゃない、世界の車窓からです。
電車に乗って、ちょっと街を抜けると、いきなり田舎の光景に。
山際に川のある風景が吉野川近くの近鉄のような、あ、でも反対側見ると北海道みたいな景色。
結構良いスピード出します。
車内では、フランスは共通でしたが、ほとんど寝ている人がいません。
みんなポケーっと外を見たり、おしゃべりしたり。
やっぱその辺は海外です。
これが日本だったら7割寝てるんだろうな-。
そんなこんなで、特にうんちカードや牛歩カードに邪魔されることもなく、2時間ほどでアノットという、最初の目的駅に到着。
駅を出て、街に向かいます。
ふと出会った、すてきな家。
旧市街の町並み。
こんな感じで、狭い石組みの路地が続きます。
旧市街の古い建物には、今でもちゃんと人が住んでいます。
坂が多くても、老人はよいしょよいしょ歩いていて、子供達はサッカーをしたり犬とあそんでいたり。
どこをちょっと切り取っても、なぜかフランスの田舎町を感じられるような町並み。
ANNOTは、本当に何もないんだけど、でも何かがある気がします。
南仏では「鷲の巣村」と呼ばれる切り立った崖にたつ古い街が、定番の観光地名です。
後からそういった街もいくつか回ったのですが、たいていは作られすぎ感が満載でした。
実際には古い建物がそのままなんだろうけど、それがおみやげもの屋さんでレプリカの絵画なんか売ってると、旅行者の勝手な感想とはわかりつつも、う~んと思っちゃいます。
このへんは好みもあるのでしょうが、なるべくその国の空気に触れるような旅をしたい僕にとって、ANNOTは、とってものんびりしていて気に入った場所でした。
こんな街で2日くらい、おいしいゴハンを出すホテルでのんびりできたら最高かもね、なんて思いながら、さて目指すは次の街、アントルヴォーです。
なんて素敵な所・・・♪
ニース、私も行ってみたい旅行先のひとつやわぁ。
学生時代、一人でヨーロッパ各国旅行した時は、
有名どころでひとまず写真撮ることだけに
必死で、景色とかを堪能する余裕がなかったなあ・・★
・・・。
でも人間性的にせわしない性格なので、
のんびり景色を堪能するなんて一生できないかも(笑)
私のと写真が全然違う!
腕?カメラ?どっちでしょうか?
アントルヴォーも楽しみにしています。
カンヌ映画祭レポも読んでくださいね。
>しーちゃん
> 一人でヨーロッパ各国旅行した時
行ってたね~。なつかしい!!(・∀・)
「のんびり」とか「冒険」とか「観光」とか、色々テーマを決めて旅行すると、なかなか面白いよー。
>まあちゃん
> 腕?カメラ?どっちでしょうか?
両方だ!!(σ・∀・)σ
カンヌも行けばよかったなぁ(・q・)
晴れ男???
すごいきれ~!