「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」リリー・フランキー

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Comments: 17

僕は、帯や広告に有名人や読者から感想を寄せ書きしてる売り方が、とても嫌いです。
「これはスゴイ!今年の最高傑作です(ぴーこ)」
「こんな感動生まれて初めて(32歳・女 OL)」
「号泣しますた(45歳・男 2ちゃんねら)」
なんてのが書かれてると、
「うっせー!商魂丸出しでゴチャゴチャ書くんじゃねー!」
と思ってしまうのですが、この本もご多分に漏れず、帯にぎっしりそういうのが並んでます。
あ~、やだやだ。
純愛・感動の押し売りイラネ(゚д゚)
こんな感じで敬遠してたんですが、あんまりにも周りの人が良いと言うのと、僕が昔住んでいた小倉や若松が出てくるよってことなので、軽く読めそうだしと借りて読んでみたかわけです。

この話は、かつて(中略)上京し、弾き飛ばされ故郷に戻っていったボクの父親と、同じようにやって来て、帰る場所を失してしまったボクと、そして、一度もそんな幻想を抱いたこともなかったのに東京に連れて来られて、戻ることも、帰ることもできず、東京タワーの麓で眠りについた、ボクの母親のちいさな話です。

だああああ(T_T)
これは反則だって、反則。ぴーっ。

普段まるまるっと忘れてますが、さすがにこれを読むと両親のことを考えました。
とはいえ、うちのオカンは変人で、こんな立派じゃないですが。
あ、オトンがヤクザっぽいのは一緒かw
我が家の両親は、ここ最近何度か病気してたものの今のところピンピンしてるだけに、いつかは必ずこの世から居なくなるなんてうまく想像できないのですが、これだけ親不孝三昧を働いていて、今逝かれたらめっちゃ困ります。後悔しきれない気がします。
12月・1月は両親の誕生日です。
たまには親孝行して驚かせてやらんとなーと本気で考えてしまいました。

100点満点の名作!と言いたいところですが、帯がキモいので99点にしときますw
いやいや、ほんと未読の人は是非どうぞ。

fuku

17件のフィードバック

  1. 『東京タワー』読みました★★★★★.。.☆: .*

    東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
    なんでこんなに泣けるのか・・・
    ご多聞に漏れず、
    私も泣きすぎ、
    どれだけ泣いたかを
    自慢したいぐらいになる。
    (実際、過去最高に泣けました~っ)
    なんでこんなに泣けるんでしょう。。。
    しかも、
    すごく温

  2. 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 リリー・フランキー

    初めて読みました、リリー・フランキー。
    最後のあたりはぼろぼろ泣きました。涙もろいと自負される方、ハンカチでなく
    タオルを用意して読みましょう。ティッシュでは追いつきません。
    リリーさんのお母さんは、大きくて、深くて、温かい。
    私がもしいつか母…

  3. ふくさんもついに読まれましたか~。
    私も本屋の前面に棚積み&しつこい帯攻撃の本は敬遠しがちですが
    この本は仕方ないかーと眺めている今日この頃です(笑)
    私もこの本読んで、親が元気でいることがものすごく幸せなことだと
    心から実感しました、そして親孝行しなきゃなとも。

  4. TBありがとうございます^^
    これ、やっぱ自分の両親を考えちゃいますよね・・・
    ふくさん、けっこうご両親と交流されてそうですけど~
    やっぱ親孝行とか、してし過ぎる事ないですもんね^^
    >帯がキモいので99点にしときますw
    あはは!!
    これ、私もこの帯でチョット引きましたw
    今、初めて見てみましたがーーー
    うちのにはぴーこが居ないですよΣ(°o°∥)
    福山雅治がいる・・・
    え?これ、何バージョンもあるんでしょうかね~~~!?
    キモイ~~っ98点です(´・ω・`)

  5. あは。
    >え?これ、何バージョンもあるんでしょうかね~~~!?
    と、思いましたが、
    そーでもなかったす^^;
    読解力なくてスミマセン~~っ
    99点でm^-^;m

  6. TBありがとうございます。
    >帯がキモいので・・・
    わかります。わたしもそう思いました。
    あと、ひろさんと同じで、本屋に高~く平積みされてるのも敬遠してしまいます。
    でも、これだけは許してしまいますネ。

  7. おお、いいなって思って図書館のWEB予約入れようと思ったら
    予約数「167」!!
    何年掛かるんだ(笑)
    高槻の市民はそんなにこの本が読みたいのか・・・(あ、私もか)
    リリ・フランキーっていうと
    「堺?」っていう、うちの家族をどうにかしてください(泣

  8. だねー、帯が良くないよねー。
    なんか、安いカンジするよね。帯のせいで。
    リリーさんの炭鉱町の雰囲気とか
    ふくちゃんはきっとわかるんやね。
    うらやましいです。

  9. >ひろさん
    平積み攻撃も確かに(´・ω・`)ですよねー。
    確かにこの本は多くの人に読んで欲しい一冊なので仕方ないですね(^^;)
    いやー、ほんと親孝行しましょう。
    >MOKさん
    あはは。早とちり面白かったです(^^)
    帯に名前のせることで、いくらもらってんねんやろとか、考えてしまう僕は、歪んだ大人ですかねw
    >tetsunさん
    いやいや、tetsunさんのエントリも、かなり読むきっかけでした。どーもです(・ω・)ノ
    >みふみふ
    フランキー堺は俺もわかるぞ!赤かぶ検事やろ!
    そして、リリーさんをテレビで見たことは無いのですorz
    予約数167って、1人1週間として3年かぁ。すっげーねえ。
    >こもちゃん
    ほんと、出版社のセンスを疑うよねえ。
    炭坑町は、単線とか河童とかいうキーワードから、宮田町かなあと言われているそうですよ。
    炭坑町の雰囲気は、こんなページが良くわかるかも。
    http://www.nihonkai.com/onokoho/40stn-fukuoka2.html
    俺の住んでたのは若松というところで、それはそれは昔は栄えてたらしいですねー。とにかく食べ物がうまかった。。。

  10. 東京タワー †オカンとボクと、時々、オトン†

    リリー・フランキー
    東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
    【発行年】 2005
    【発行】  扶桑社
    【著者】  リリー・フランキー
    【オススメ度】25歳以上なら100%
    【ひと言】
    ひとん家の母親のこと、こんなに好きになったことなかったかも。

  11. まさに、僕の住んでいた近所のことだと思います。福岡県鞍手郡宮田町。リリーさんより僕は4歳下ですが出てくる話は良く分かります。単線は間違いなく宮田町です。宮田町は貝島炭鉱がありました。竪坑の前には、山本酒店という角打がありました。竪坑はなくなる前は、鳩がたくさん住んでいました。よく、仮面ライダーカードでパッチンもしていました。住んでいたい病院は貝島病院じゃないかなあ。中学校は同じ野球部で、しぼりがあってました。僕たちはパイプの上に座らされていました。野球部と関係ない先輩も来てしぼられていました。鬼塚君は、鬼塚店(部活帰りにたまに寄って、ラーメン食べてたけど、ラーメンは間違いなく棒ラーメンの味)の息子かなあ?たぶん間違いないかな?

  12. >新坑北区さま
    やっぱ宮田町なんでしょうねー。
    野暮だと思いながら、やっぱりどこが舞台なのかって、気になってしまうんですよねー(・ω・;)
    しかし、棒ラーメンって懐かしいです。
    関西じゃ全然見ないですねー。

  13. はじめまして。
    昨日ようやく「東京タワー」読みました。一年位前に買っていたけど、なぜか読む気にはなれず・・・。でもイッキに読んでしまいました。じんわりと泣けてくる話ですね。炭鉱の町ってどこだろう?と検索して宮田町でここにたどり着きました。宮田町に間違いないそうです。
    でもなんでこの本の帯はこんなにセンス悪いのか?たぶん一年も読むことが出来なかった理由のひとつがこれなのかも?と思っていたら、皆さん同じなんですね。安心しました(^_^.)。出版社の方、ぜひご一考を・・・。
    ふくさん、私は若松生まれ、今も若松に住んでいます。

  14. はいくさま
    はじめまして。いらっしゃいませ(・ω・)ノ
    ほんとにいい話ですよね。帯が返す返すも残念ですw
    今も若松に住まれてるんですね~。
    若松は本当に魚がおいしかったなぁと懐かしく思います。また音羽寿司にいきたいなぁ。
    あ、でもついこないだ、本町のまるちゃんで焼鳥食べました。いやー、うまかったです~。

  15. 本町のまるちゃん、安くておいしいですよね。
    9月に九州に来られたんですね。
    私は今も毎日若戸大橋を渡っていますし、高校の頃は
    若戸渡船で通学してて、「若松って島だったんだ?」
    って言われていました。
    若松の花火大会もいいですよね。まさかこんなところで
    話題になっているとは・・・。でも来年危ぶまれている
    らしいのです。(>_<)
    私も大学が京都で、東福寺も好きだし、去年はリバー
    オリエンタルのバーにも行ったんですよ~。
    全く偶然にふくさんを知りましたが、これからも時々
    遊びに来ますね!

  16. はいくさま
    なんと、若松から京都の大学に行かれたんですね!
    今そんな学生さんに会ったら、必要以上に優しくしてしまいそうな気がしますw
    若松の花火大会は近くてサイコーでした。無くなったら残念ですねぇ。
    ぜひ、またお気軽に遊びに来てくださいねー(・ω・)ノ

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