11,12月読書

By | 2005/01/08

珍しくビジネス書。人から借りた2冊。
スリッパの法則
・人の話を聞かない社長には投資しない
・社長室の豪華さとその会社の成長性は反比例する
・スリッパに履きかえる会社に投資しても儲からない
・極端に美人の受付嬢がいる会社には問題がある
など、「カリスマ・ファンドマネージャー」と呼ばれた著者の「伸びる会社の見分け方」みたいな本。
法則を導く論理が、破綻しすぎです。
これじゃ占星術で株価がわかるって言ってるのと一緒だ。
まあ新幹線のおともにビールのみながら、とかなら良いかもしれないかなー。
まさに売るために書かれた本という印象。
だから買いたくなるような深みがない。
星一つ。
魅せる技術
男もビジネスシーンではおしゃれしなさい、と。
ハイ。努力します(ーー;)
それにしてもビジネス書って、何でもかんでも
「何とかの人、何とかでない人」とか
「ナニナニになる何十の法則」みたいな題名が、やたらに多い。
最近は新書までそんなのが多い。
要は人目を惹きたいんだろうけど、あまりにチープだと思わないのだろうか。
 
 
 
去年末、ちょっとはまった作家を3冊。
石田衣良。「池袋ウエストゲートパーク」の人。
アキハバラ@DEEP
重度の吃音症だったり、潔癖症で女性恐怖症だったり、光でフリーズしてしまったりする、それぞれ対人に問題を抱えるオタクたちが主人公。
だけど彼らは、それぞれ人には負けない一芸がある。
そんな彼らが作った会社が「アキハバラ@DEEP」が、画期的なAI機能付きサーチ・エンジン「クルーク」の開発に成功する。
しかしそのソフトは、巨大IT企業(ソフトバンクっぽくて笑える)に盗まれてしまう。
彼らは無事に「クルーク」を取り返すことができるか。オタクのパワーが結集する。
みたいなお話。
初めての石田衣良だったんだけど、すっっっげー面白かったです。
設定自体はありがちかも。
コンピューターが知能を持つなんて、映画でも小説でも昔からあるし、主人公がオタクという設定も、あまり珍しくない。
最近では川端裕人の「The S.O.U.P.」」が、かなり近い設定だった気がする。
で、ストーリーも、斬新なわけでもない。
それでも面白く感じちゃうのは、やっぱり主人公たちの描き方。
読むうちに、いつのまにか応援しちゃってた。
爽やかな読後感。さいこーっす。
というわけで、続けて手に取りました。
波のうえの魔術師

あの銀行を撃ち落とせ!謎の老投資家が選んだ復讐のパートナーはフリーターの“おれ”だった。マーケットのAtoZを叩きこまれた青年と老人のコンビが挑むのは、預金量第三位の大都市銀行。知力の限りを尽くした「秋のディール」のゆくえは…。

株がわからないと、ちょっと細部がわかりにくい気がする。
でもやったことのある人なら、すんなりと楽しめる。
テンポのいいストーリー展開。
ドラマ、「ビッグマネー!」の原作らしい。
娼年
コールボーイになった大学生の、一夏のお話。
としか書きようがないくらい、淡々としてる。
エンターテインメント性の高い前出の2冊とは、かなり趣が違いました。 
ベッドシーンは多いけど、別に嫌らしくない。
その他。(めんどくさくなっちゃったw)
7月24日通り」 吉田修一
センス・オブ・プログラミング!」 前橋和弥
 


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