川端裕人「夏のロケット」

By | 2004/07/14

十分に文章を推敲してから、まともな書評を載せようと思ったものの、そう思ったら全然書けなくって、どんどんblogに書いてない本が溜まってきました。
いかんいかん。
僕の備忘録という本来の役目すら果たさないようでは、本末転倒です。
というわけで、相変わらず、400字書けって言われてるのに埋めきれない小学生の読書感想文みたいになると思うのですが、読書カテゴリー再開。
第一弾。最近、どっぷりハマっている川端裕人さん。

星に憧れる高校生だったぼくは、現在は新聞社の科学部担当記者。過激派のミサイル爆発事件の取材で同期の女性記者を手伝ううち、高校時代の天文部ロケット班の仲間の影に気づく。非合法ロケットの打ち上げと事件は関係があるのか。ライトミステリーの筋立てで宇宙に憑かれた大人の夢と冒険を描いた青春小説。

川端さんの小説って、現実にはあり得なさそうな話でも、しっかりと実感を持って読めるのは、きっと取材がしっかりしてるんでしょうね。
しかもその内容を、わかりやすく話の中にちりばめてくれているので、読んでるうちに「ロケットボーイ」になったり「ヘッジファンド」になったり「天才プログラマー」になったりできます。
まあ、僕がその気になりやすいという性質が、多分に影響してるかとは思うのですが。
この本は、さらっと読んでるうちに、いつのまにか小さい頃の夢や、今の自分を考えてしまう、かなりの良書です。働く人へ、夏休みの一冊としてオススメかも。
そういや小さいときは小説家になりたいって言ってたなぁ・・・。(遠い目)


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