マチュピチュ
クスコに着いたその日のうちに、アグアスカリエンテスという、マチュピチュの麓の村まで行こうと思い立ったので、ちょうど17時に待ち合わせをしていた日本語を話せるタクシードライバー・アントニオに言ってみたところ、「バスで行くと、20:30の電車に間に合わないかもしれないので、それならタクシーで行け」と言われました。
そんな、バスで2時間もかかるようなところに行ってくれるタクシーなんかあるのかと思いきや、アントニオが、その辺のタクシー捕まえて、交渉してくれました。なんと40ソル。日本円で1500円くらいです。100kmくらいあるので、さすがに安い! まあバスだと5ソルなんですが。
渡りに船なので、そのタクシーに乗り込んだところ、運転が荒い荒い!
だんだん日が暮れてきたし、人気のない道だし、怖いなぁ、と思っていたら、目的地にはもうちょっとあるはずなのに、変な脇道にそれるではないですか!
そして、いきなり車が止まり、知らない兄ちゃんが車に乗ってきました!
うおー。
身ぐるみはがれるー!!!
と、ちびりそうになってたら、運転手が言いました。
「あみーご・あみーご!」
こら!
仕事中に友達拾うなよ~。
あー、びっくりしたー。
何事もなかったように、助手席に、その友達が座り、また車は走り出しました。
そして無事に駅に着いたのは、19時。
もう真っ暗です。
ちょっと怖いかんじ。
30分も並んで、やっと電車のチケットをゲット。
ふー。なんで、電車のチケット発券するのに、一人5分もかかるんだ。
ここは、やはりクスコのワンチャック駅でチケット押さえてからくるべきでした。
さて、しばらくすると、電車が来て、 1時間ちょっと乗ると、アグアスカリエンテスに着きました。
とりあえずヘトヘトだったので、その辺の宿に入って、倒れ込むように眠りました。
翌朝は5:30起床。
さあ、こい、マチュピチュ!
と、宿を出ると
天気悪いんじゃ~!!!orz
もう、ひたすら霧がかかってます。
うーむ。これは・・・。
文句言っても行くしかありません。
麓からバスに乗って、マチュピチュへ向かいます。
バスはつづら折りの、通称ハイラム・ビンガム・ロードを20分くらい登り、入り口へ。
いよいよ、念願のマチュピチュに入ります!
入って、ちょっと歩くと、なんか見えてきたー!
写真映えはしませんが、これ、現地に行くと、ものすごく幻想的です。
まさに霧の中に浮かび上がる天空の城といった風情。