Browsed by
カテゴリー: ペルー2009

ティティカカ湖とその周辺

ティティカカ湖とその周辺

さて、バスの長旅の翌日は、今回の旅の最後の観光地、ティティカカ湖です。
ところが、あいにくの曇天。
むむっ。マチュピチュと言いティティカカといい、肝心なところで曇りやがって。。。
しかし、旅程上、今日行くしかないのです。orz
ホテルで、適当なツアーに申し込んでもらって参加!
 
 
ティティカカ湖は、ペルーとボリビアの国境にある、琵琶湖の12倍もの面積を持つ湖。
定期船が就航する湖としては世界最高所にあると言われています。
ここで、だいたい3800m。
 
 
今回のツアーはウロス島とタキーレ島を回るツアー。
 
 
ウロス島は、けっこうすごいです。
トトラという葦の一種を、ひたすら編んで作った島。
だから湖の上に浮いてます。
隣人とケンカしたら、チョキチョキ島を切るんだとか。
ワロスwww
…という、しょーもないオヤジギャグは控えまして。
では、さっそく写真で見てみましょう。
 
 
 
浮かぶ島。
20070623002.JPG
 
 
 
トトラで編んだ船。
20070623003.JPG
とにかく天気が悪い。
これ、晴れてたら、全然印象が違うんだろうなぁ。
続いてタキーレ島。
これも曇っているからただの島。
うーん、残念。
ま、いいや。
どうせまたボリビア行くし、そのとき、また来ればいいんだよ。w
(いや、ほら、イメージが大切なのですよ)
 
 
 
名産の織物が綺麗でした。
20070623004.JPG
 
 
 
 
 
このツアーの途中で、昨日一緒にゴハンたべたマサ&ヨランダに会いました。
「明日どーするんですか?」
ときかれたので、
「午後の便でリマに戻るから、それまで何しようかなぁって思ってましてー」
と答えたら、
「んじゃ、プーノ市内観光するし、一緒にまわります?」
と返してくれました。
 
  
 
アリガタヤー(-人-)
お言葉に甘えて、翌日は2人と一緒にプーノ市内の観光です!
 
ヨランダにプーノを一望出来るところがあるよ!といわれタクシーで向かったのが、どっかの高台。
しかし、さすがはお国の人です。
タクシーもガシガシ料金交渉してくれるし、頼もしいったらありゃしません。
10分くらいタクシーに乗って、その丘に到着。 
20070623006.JPG
ぐおー。この晴天が、なぜ昨日じゃないのだー!
でも綺麗ですわー。
 
 
 
 
丘には、ピューマの像がありました。
20070623007.JPG
 
 
 
なんで?と思ったら、「ティティカカ」は「灰色のピューマ」って意味なんだと。
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー
 
 
 
その後は、観光じゃ絶対に行かなそうな露天を見学。
20070623008.JPG
20070623009.JPG
しょーもないガラクタを、たくさん買ってしまいました。
お昼ゴハンを食べて、二人ともお別れ。
本当にお世話になりました。
きっと二人に会えなかったら、全然違う旅行になってたことでしょう。
「関西きたら案内するからね!また日本で会おう!」
 
こうして、15時に隣町のフリアカから飛行機でリマに戻ったのでした。
もう10年分くらい飛行機乗ってるわー。

クスコ→プーノ

クスコ→プーノ

マチュピチュの翌日はプラプラとクスコの観光。
さらに翌日はチチカカ湖畔の街、プーノに移動です。
クスコからプーノへ移動する方法は、鉄道かバスが一般的。
どちらも10時間近くかかります。
一番人気は、途中の色々な遺跡に立ち寄りながら移動する豪華バスのツアーだとか。
そういう現地ツアーは、だいたい市内の旅行代理店で手配することになるのですが、どうせなら日本語を話せる胡散臭いタクシードライバー・アントニオに、色々と良くしてもらったので、ここらで商売させてやるかと、そのバスツアーの手配をお願いすることにしました。
当日になり、アントニオが迎えに来てくれました。
「世話になったね、アントニオ!また会おう!」
「ハイ、マタアイマショウ!」
ここまでなら、よくある旅先の、良い一場面です。
しかし、アントニオ、ここで驚愕の一言。
「デハ、バス、イパーイダッタノデ、フクダサン、助手席座ッテ下サイ。眺メサイコーデスヨ!」
 
 
なぬー!! 
なんで、同じ料金なのに、助手席なんだよ!
 
 
もう、ゴネてやろうかと思いましたが、本当にバスは満席。
いくらゴネても、席は空かないだろうし、他のバスだってあるかどうかわかんないし、旅程が狂うよりよっぽどいいか。。。
と、自分を宥めて、助手席へ。
20070529_001.JPG
おおお。確かに眺めサイコーです。
こうして、助手席の旅が始まります。
イス倒せないので結構辛いのですが、道々、色んなところに立ち寄るので、まあ気は紛れます。
20070529_005.JPG
由緒ある壁らしいのですが、英語ガイドさんの英語がさっぱりわからず、ただの壁。
いや、言葉の壁か。
だれがうまいこと言えといった。
 
 
 
20070529_003.JPG
今回の旅行の最高到達点。4335m。
息苦しいっ。
 
20070529_002.JPG
ペルーのコーラと言えば、コカコーラじゃなくてインカコーラ。
大好物のインカコーラをのむリャマくんです。
 
  
 
そして、今になれば、黙ってバスに乗って本当に良かったと思うのが、お昼ゴハンの時に同席を願い出てくれた2人の旅行者との出会い。
声をかけてくれたのは、マサ&ヨランダの二人。
マサは1歳年上の某大手銀行社員。
日本に働きに来ているペルー人女性のヨランダと、東京のバーで恋に落ちたんだとか!
で、二人はリマにいるヨランダの両親に会いがてらペルー観光だって。
 
え~話やぁ~。 
 
彼らと楽しくオヒルを食べました。
そして、無事にプーノに到着!
さあ、その辺でゴハンたべて、ホテルで寝るか~、と思っていたら、マサ&ヨランダが、晩ご飯もご一緒にどうですかと言ってくれました。
プーノの街は、ちょっと物騒な感じがあったので、これは嬉しい申し出です。
 
 
当たり前だけど、ヨランダはスペイン語ペラペラなので、もうついて行くだけです。
入ったのは、これまたやはりペルー料理のレストラン。
でも、ここではインカな踊りをやっていました。
20070529_004.JPG
 
 
 
英語・スペイン語・日本語が入り乱れての会話でしたが、おかげさまでペルーの風習などを色々と教えて貰うことが出来ました!
いやー、本当に感謝!!
こういう出会いが旅の醍醐味だなーと思うのです。

ペルーで食べたもの

ペルーで食べたもの

ペルーって食いもん(゚Д゚)ウマーなんですよ!
 
 
もう食べてばっかりでした。
というわけで、旅ブログを中断して、食べ物ブログに。w
暗かったので画質が悪いのが悲しいですが。。。
  
 
20060602_001.JPG
 
ペルーといえばセビッチェです。
超ウマー!
白身魚やサーモンやらをレモンでしめたような。
もう、ことあるごとにセビッチェくってました。
こちらはクスコの良い店だったので、 800円くらいしました。
リマでもそのくらいしました。
高いよ!
でも、日本なら2000円はするだろうという、お味です。
また食べたい!
誰か、作ってくれー!(作り方)  
 
 
 
  
  
20070602_002.JPG
オニクはぱさぱさして、もひとつ。
アルゼンチン産のニクが世界で一番うまいと大前研一センセが言ってたんだっけか。
ペルーはもひとつでした。
って、これって牛肉だったっけ?
でも付け合わせのニンジンとジャガイモがホクホクしてて甘くて激ウマー。
 
 
  
 
20070602_003.JPG
チチカカ湖畔にて、右側は名産の鱒と、左側はモルモットの丸焼き!
どちらも、けっこうメジャーな料理。
あっ、前歯だ!しっぽだ!
見た目は、それなりにキョーレツですが、味は鶏肉とそんなに変わらないと思います。
まあ、すずめの焼鳥とか、イナゴの佃煮よりは、見た目のグロさはマシなんじゃないだろーか。。
 
 
 
20070602_004.JPG
ペルーな雑炊。
野菜たっぷりで、ダシがうまいんだなー。
プーノのそのへんの定食屋で100円ですた。
観光客向けと、そうじゃないところの値段差が激しい! 
 
 
 
 
 
 
20070602_005.jpg
飲んだものシリーズ。 
一番左はピスコサワー。
白ブドウの蒸留酒・ピスコに、レモンジュースと卵白をシェイク!
その シナモンを上に軽く振ってできあがりです。
甘いのに強いから、酔う酔う!
おみやげにセットも買ってきました。
家で呑むぜ。ぐひひひ。
真ん中はインカコーラ。
ペルーでコーラと言えば、コカコーラじゃなくて、インカコーラです。
甘い!
そして、愛して止まないビール!
クスケーニャ!!
エビスみたいな味なのに150円くらい。
うまかったー!
 
 
 
 
 
つーわけで、ペルー料理は、日本人の口に合うこと間違いなしですよ!

マチュピチュ

マチュピチュ

クスコに着いたその日のうちに、アグアスカリエンテスという、マチュピチュの麓の村まで行こうと思い立ったので、ちょうど17時に待ち合わせをしていた日本語を話せるタクシードライバー・アントニオに言ってみたところ、「バスで行くと、20:30の電車に間に合わないかもしれないので、それならタクシーで行け」と言われました。
そんな、バスで2時間もかかるようなところに行ってくれるタクシーなんかあるのかと思いきや、アントニオが、その辺のタクシー捕まえて、交渉してくれました。なんと40ソル。日本円で1500円くらいです。100kmくらいあるので、さすがに安い! まあバスだと5ソルなんですが。
渡りに船なので、そのタクシーに乗り込んだところ、運転が荒い荒い!
だんだん日が暮れてきたし、人気のない道だし、怖いなぁ、と思っていたら、目的地にはもうちょっとあるはずなのに、変な脇道にそれるではないですか!
そして、いきなり車が止まり、知らない兄ちゃんが車に乗ってきました!
 
 
うおー。
身ぐるみはがれるー!!!
 
 
 
と、ちびりそうになってたら、運転手が言いました。
「あみーご・あみーご!」
 
 
こら!
仕事中に友達拾うなよ~。
あー、びっくりしたー。
 
 
何事もなかったように、助手席に、その友達が座り、また車は走り出しました。
そして無事に駅に着いたのは、19時。
もう真っ暗です。
ちょっと怖いかんじ。
20070520_001.JPG
 
 
30分も並んで、やっと電車のチケットをゲット。
ふー。なんで、電車のチケット発券するのに、一人5分もかかるんだ。
ここは、やはりクスコのワンチャック駅でチケット押さえてからくるべきでした。
さて、しばらくすると、電車が来て、 1時間ちょっと乗ると、アグアスカリエンテスに着きました。
とりあえずヘトヘトだったので、その辺の宿に入って、倒れ込むように眠りました。
 
 
翌朝は5:30起床。
さあ、こい、マチュピチュ!
と、宿を出ると
天気悪いんじゃ~!!!orz
もう、ひたすら霧がかかってます。
うーむ。これは・・・。
文句言っても行くしかありません。
 
 
麓からバスに乗って、マチュピチュへ向かいます。
 
バスはつづら折りの、通称ハイラム・ビンガム・ロードを20分くらい登り、入り口へ。
20070520002.JPG
 
 
 
いよいよ、念願のマチュピチュに入ります!
入って、ちょっと歩くと、なんか見えてきたー!
 
 
 
 
 
 
20070520_004.JPG
 
 
 
写真映えはしませんが、これ、現地に行くと、ものすごく幻想的です。
まさに霧の中に浮かび上がる天空の城といった風情。
 

もっと読む もっと読む

リマ-クスコ

リマ-クスコ

日本から乗り継ぎを繰り返し、夜中の22時に、やっとこさリマのホルヘ・チャベス国際空港に到着!
いやー、夜なのに、人が多い多い!
 
20070517001.JPG
 
けっこう危険と評判の悪い空港なので、今回も1泊目の宿は日本人宿にして、送迎をお願いしました。
あ、日本人宿というのは、海外で日本人専用、または主に日本人が泊まるような旅館です。
わざわざ外国まで行って日本人と群れやがって思うかもしれませんが、日本人のスタッフに色々きけたり、旅行が終わってこれから帰る人と情報交換できたり、これまで泊まった人の書いている情報ノートが置いてあったりと、まあ忙しい社会人個人旅行者には便利なところです。
 
リマに日本人宿いくつかあったのですが、選んだのは「ペンション当山」。
ここで、日本から、空港送迎と1泊目、さらには翌日のクスコ行きの飛行機の手配をお願いしておきました。
メキシコ行ったときも同じように手配していたのに、会うことが出来なかったので、今回は大丈夫かと冷や冷やしていたのですが、あっさり宿の看板持ってる人が見つかりました。
 
幸先イイ!(・∀・)
 
 
着いてみると、宿はものすごく綺麗。
オーナーのぺぺさん、日本語ぺらぺらで親切。
やー、かなり居心地良いです。
 
 
でも、激しく疲れていたので、その日は即就寝。
 
 
 
翌日は、同じ便でクスコに向かうという、50代くらいのご夫婦に宿でお会いしたので、宿からクスコまでご一緒することに。
彼らは、サンフランシスコ在住30年で、今まで旅行した国は30ヶ国超という猛者ですが、南米は初めてだとか。
結局、何をされている方か訊けなかったのですが、まあ世の中には色んな人が居ますねえ。
 
 
タクシーで空港に行き、飛行機に乗って着くと、そこはクスコ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!。
地球のヘソですよ!
(クスコはインカの言葉でヘソという意味らしいです)
 
空港では、インカな格好の人たちが出迎えてくれます。
20070517002.JPG
 
 
街並みも綺麗。
レンガな街です。
さすがペルーの京都と呼ばれる(ほんまか?でも実際姉妹都市)だけあります。
20070517003.JPG
 
 
 
…息が苦しいっっ。
さすが海抜3600m。
ほとんど富士山のてっぺんです。
もう着いた瞬間から、息苦しいのがわかります。
 
 
ハァハァ。(興奮してるわけじゃないです。w)
 
 
ここで、いっしょだったご夫婦は宿のお迎えが来ていたのでお別れ。
さて、自分はどうしようか。
 
 
「地球の歩き方」によると、日本人宿がクスコにも2軒あるようです。
まだペルーについて1日も経っていないので、また日本人宿で情報収集するべく、そのうち1軒の「ペンシオン花田」へ向かうことに。
そこで空港から乗ったタクシーの運転手が、今回のポンコツな出会い1号でした。
その名をアントニオ。
「ワタシ、ニホンゴハナセルネ。」
「あー、お上手ですねー」
「ハナダ、サムイヨ」
「え?」
「イイ宿知ッテルネ」
「いや、とりあえずハナダに行きます。」
「ワカリマーシタ。ツアー、イパーイアリマス」
「はぁ」
「ワタシ、アナタノチカラニナリタイ」
「(セコムのCMのペヨンジュンみたいだな…)」
「ダイジョウブ、アヤシクナーイ。」
「(それが怪しいっちゅーねん)」
「コレミテ。ダイジョーブ。」
と、渡された、一冊のノートには、「○月○日 アントニオさん、ありがとう」みたいなのが、並んでいるノートが。
面白そうなので、良く読んでみると、要するに、この人は日本語を話せるので、旅行代理店との交渉などを代わりにやってくれます。
そこに、1割程度を上乗せするみたいで、お願いして結構便利でした、みたいなことがいっぱい書いてました。
ふむふむ。
たしかに1割くらいなら語学力を活かしたまっとうな商売と言えます。
風貌的に、ただのぼったくり野郎かと思っていたので、ちょっと見直す。
 
兎にも角にも、他のドライバーならわからないような小さなお宿であるペンション花田を知っていて、さくっと行ってくれました。
何回かタクシー乗ったけど、宿名だけでわかったのはこの人だけ。
さて、無事に宿の前に着くと、
「アシタカラドースル?」
「やー、何も考えてません」
「17時マチアワセマショウ。ツアー紹介スルネ」
「別に良いけど、何も頼まないかもしれませんよ」
「ワカッタ。17時ココネ!」
ということで、待ち合わせることに。
ま、いっか。
そして宿には無事にチェックイン。
大きなお利口なわんこが居ました。
名前はムサシ君。
20070517004.JPG
コジロウという名のぬこも居るらしいですが、一度もお見かけすることはありませんでした。w
さて、この宿の管理人さんがとっっってもいい人でした。
だいたい日本人宿の管理人さんというのは、オーナーとは別で、宿泊客のお世話をしてくれる人。
多くは宿代を浮かすために手伝っている人で、この人もご多分に漏れずそんな人。
なんでも南米のインディヘナの子供たちに折り紙教えて回ってるんだとか。すごい。
そんな人なので、商売っ気があるわけでもなく、心の底から親切にしてくれました。
かなり空気が薄くて、高山病が心配になってきていたので、マチュピチュの麓の村のアグアスカリエンテスは標高低い(2200m)って聞きますが、やっぱり楽ですか?って聞いてみました。
すると、高山病は着いた日の夜から朝がヤバイから、今日のウチにアグアスカリエンテスまで行っちゃうと楽だよ、と言われました。
え?そんなことできるの?
たしかクスコ-アグアスカリエンテス間は、朝の電車しかなかったはずでは?
すると、こんなお話しでした。
・確かにクスコ-アグアスカリエンテスは朝しか電車がない
・でも途中のオリャンタイタンボという駅までバスで行けば、そこからアグアスカリエンテスまで行く夜の電車がある。
・そしたら明日は朝からマチュピチュ見れる。
・電車は予約制なので、電車のチケットはクスコで押さえていったほうが良い。(ワンチャック駅で買える)
・1泊分の荷物持って、あとはここに荷物置いていったら楽だよ
 
 
ふむふむ。
高山病の心配も減って、マチュピチュも長く見れる!
これはイイです。
早速荷物を預けてアグアスカリエンテスに向かうことにしました!

ペルー旅行 イントロダクション

ペルー旅行 イントロダクション

去年のメキシコ旅行同様の珍道中を期待されていると拍子抜けかと思いますので、あらかじめお伝えしておこうかと思います。
自分でもびっくりするぐらい今回は本当に全くトラブルがなく、ふつーの観光旅行でした!
大きな要因としては、2つかなと思っています。
1つは、拍子抜けするぐらい治安が良かったこと。
今、ペルーはものすごく観光に力を入れているようです。
主な観光地の街角では、本当に100mおきくらいで警官が立っていました。
早朝も深夜も。
これはかなり安心感があります。
警官が悪い人の国もあるので、過信は禁物とは思いますが、ペルーの警官は、みんな笑顔で、訊いたことに真剣に答えてくれるいい人たちでした。
おかげさまで危ない目に全く遭いませんでしたし、遭う予感すらありませんでしたよー。
もう一つは、英語がかなり通用したこと。
スペイン語だけだと単語からわからないので、意思疎通のやりようがなくって、必然的にトンチンカンなやりとりになるのですが、やっぱり共通言語があれば全然違いますね!
つか、皆さん、かなり流ちょうで、僕のカタコトの単語英会話が恥ずかしいったらありゃしませんでした。orz
しかも英語だけでなく、日本語がしゃべれる人も多くいるんですよね。
レストランの店員さん、ホテルの従業員さん、タクシーの運転手さん、おまわりさんなどといった、別に街頭の物売りをしているわけではない人でも、日本語の勉強をしている人がたくさん居ました。
あ、そういえば、ふらっと歩いてる人と、こんなこともありました。
おじさん「ニホンカラ来タノ?トーキョー?オーサカ?ワタシ、ニホン6カゲツスンデタ。」
ふく  「ええっ、6ヶ月で何でそんなしゃべれるんですか?」
おじさん「ソンナノカンタンヨー。6ヶ月モイテシャベレナカッタラ、イワレルネ。『バカジャナイノ?』ッテ。アハハ!」
うぐ。
そんな英語10年も勉強して、サパーリな俺の立場がナイアルヨ!(´・ω・`)
 
 
あとは、ホテルのベッドメーキングが素晴らしく丁寧だったり、おつりは誤魔化そうとされたこともなかったし、なんなら待ち合わせ時間に5分遅刻して怒られたり。w
やっぱ南米だなーっていういい加減さも随所でみられたのですが、さすがインカの末裔!っていう几帳面さもあったりと、変なバランスが大変興味深い国でした。
  
 
 
 
もちろん、僕が見たペルーは、本当にごく一部ということは理解しているつもりです。 
きっと、クスコ・プーノといった観光産業が盛んな土地の話だと思います。
なんせ中継地となったフリアカという街では、タクシーの運転手さんが、街に入ったとたんに
「ドアをロックしろ」
と言われました。
なんだ?
と思うと、本当に信号待ちでドアを空けられそうになって、空かないからって蹴ってくる人がいたりとか。
ガクガクブルブル。
あと、首都のリマでは、英語がなかなか通じませんでした。
  
でも、日本で最大の観光地である京都で、そこら中に多国語喋られる人がいるかって言うと、そんなこと無いはずです。
日本も米国も、同じように空港はありますが、空港職員って、どいつもこいつも鼻の穴に割り箸突っ込んでやろうかと思うぐらい高圧的な奴らですが、ペルーの皆さんはサイコーに感じ良かったー。
 
 
まあそんなわけで、去年のメキシコも良い印象しかありませんが、同様にペルーも、とにかく良い国って印象しかありません。南米が合うんかなー。
  
 
VIVA PERU!!!!
  
これから、そんな国を旅行したお話しを書いていきたいと思います。
20070514001.jpg